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Banana technology

とぅいーっす。

前回の Magne-Traction に続き、Mervin創設者の1人、Pete saari さんのインタヴューの Banana technology についての部分です。
読んでみると Magne-TractionもBananaも基本のコンセプトは似ていますね〜。
キャンバー構造で発生してしまうスタンス間の体重のかかりにくい部分 "デッドゾーン" に命を吹き込む!という。

まだ902店頭にもBANANA仕様の板の在庫が数本あります。
気になった人はcheckしてみてください。


902m

Here's english version

img_2426.jpg


Banana technologyについての説明
Banana technology はスノーボーダーのニーズに答えるべく Lib tech によりデザインされたテクノロジーです。
従来のスノーボードは硬い斜面を滑るためにスキーからキャンバー構造を借りていました。
キャンバー構造は中心に1箇所のみのプレッシャーポイントがある場合にベストの効果を発揮します。
これはスノーボーダーがどう板を使っているかをを考えてデザインされたものではありませんでした。
キャンバー構造の板では足と足の間が体重の乗せにくい”デッドゾーン”となるのです。
Banana technology(以下 BTX) は加重ポイントを足と足の間(スタンス間)に持っていき、その”デッドゾーン”だったスタンス間に命を吹き込むのです。
エッジ抵抗のないノーズとテールはJIBやレイル、ジャンプのランディングもイージーにします。
足の間の曲がっているロッカー部分はターンでの曲がりやすさを生み出し、フラットで上向きのノーズとテールはパウダーで浮力を発揮します。

どうやって思いついたの?

Mike Olson をはじめ ExperiMental crew は設備や工程の改良や検証を25年に渡り行ってきたんだけど、本当に満足できるものはできなかったんだ。
サーフボードやスケートボード、スキーなど他の板の構造と比べたらスノーボードの構造はまだまだだったからね。キャンバーはスキーヤーの為のもの。
Snowboarder は Snowboarding のためにデザインされた板(構造)が必要だったんだ。
それが今やっと出来た。
なんで出来るまでにこんなに時間がかかったか自分でも信じられないよ。


どんなテストをして効果を確信した?

みんなBTXに乗る前からこの先の主流になると確信してたよ。
板のことをいつも幾何学的に考えて何年も過ごしてきたんだ。
乗る前からわかっちゃうよ。
でも実際のテストはほとんどマジメにやったよ。
頭で考えていた理屈が現実に機能していくのを見るのは楽しかったよ。
BTXは裏庭のジブから毎日のパークラン、エグいアラスカのラインからトーラ・ブライトが勝利を収めた U.S.Open のカチカチのパイプまで、どのフィールドでも乗り手を Next level までプッシュするでしょう。
みんながより良く滑れて、みんなを笑顔にする。
僕らは板のために毎日働いてるからわかるんだ。

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